私が毎月参加させていただいている大津市湖城が丘の『湖城が丘サロン』。
こちらで、5/9に私の遺言セミナーをやらせていただきました。
人前で話をする、という経験は、
2月に中学3年生の生徒さんの前で話させてもらったのが初。
そういう意味では今回は2回目となりますが、
前回は「成人が18歳引き下げとなって変わること、変わらないこと」というお話で、
私自身が仕事としている内容とは異なるものでした。
今回は、私がメイン業務と位置付けている
遺言・相続・離婚のうち、「遺言」にポイントをおいたお話をさせていただきました。
タイトルは
『「争族」ではなく「笑顔相続」となるために~遺言書の大事な役割とは~』
私は、この仕事をする前、税理士事務所で相続税申告実務の仕事をさせてもらっていました。
これは、人が亡くなったあとのお仕事です。
自然、亡くなった後の手続きについて私も詳しくなりました。
しかし、笑顔相続道で学ぶにつれ知った、生前対策の大切さ。
亡くなった後では、法律の範囲の中で限られた対応しかできません。
生前なら、いろいろな方法を組み合わせることで、
その人の財産やご家族を、守ることができることもあるのです。
生前対策にもいろいろな方法がありますが、
私が行政書士としてかかわることができる「遺言書」。
こちらを有効に活用していただくために、お話をしたいと思いました。
今回のセミナーは、サロン主催なので、
集客もすべてサロンの世話人の方々がしてくださいました。
地域の回覧板や掲示板、地域包括での置きチラシなど・・
本当にありがたいことです。
普段からこのサロンには20人を超える方々が集まるのですが、
今回も26人の方がセミナーを聞きにいらしてくださいました。
このセミナーでお伝えしたいこと、
遺言書の法的役割、
ご家族に想いを遺せる付言のこと、
あったら便利な場合と、ないと困る場合の事例など・・
これらを理解するための、前提となる知識についても盛り込みながらお話を組み立てました。
そして、これだけ大切な遺言書が、
なぜ日本ではあまり普及していかないのか。
その辺りについても、遺言書の歴史を振り返りながら
親世代と子世代の考え方のギャップについて、
などをお話させてもらいました。
初セミナーでもありますし、最初の一言目はやっぱり緊張します。
しかし、始まってしまえば、お伝えしたい想いはたくさん。
しっかりお話させていただけたように思います。
聴いていただいた方々からも、
「遺言の歴史の部分が面白かった」
「ゆっくり話してくれて、とてもわかりやすかった」などのお褒めの言葉も頂戴しました。
ひとまずホッとしました笑。
その後の個別相談も、普段に増してお申込みをいただけたので、
皆さんご自分事として捉えてくださったのかな、というのが、何より嬉しいです。
このセミナーをこれから他の場所でも行い、
遺言書の大切さを多くの方に知っていただきたいな、と思います。
そして、内容の持ち駒を増やしていき、
少人数でもいいので、
皆さんとコミュニケーションが取れるようなセミナーをこれから開催していきたい、
そんな風に思います。
今回は『湖城が丘サロン』の皆様に大変お世話になりました。
サロンに来てくださる方のお役にもたっていけるよう、
私自身邁進していきたいと思います。
このセミナーにご興味のある方、
または、遺言についてちょっと気になる、という方、
ぜひご連絡をお待ちしています。
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