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3/6より、京都府と滋賀県の計12か所の郵便局にて、ATMなどの空きスペースにチラシを置いて頂いています。

前回も近隣の郵便局で同様の広告宣伝をしたことがあり、そこから数件お問い合わせを頂いたり、ご依頼を頂いたりしました。

郵便局には、相続手続をされる世代の方がたくさんいらっしゃる・・ということで、私のような行政書士がお手伝いをできる、という事を知って頂きたい、と思ったことがきっかけでした。


そして、これから当事務所は、単独でなく、チームとして動いていきたいと考えています。


生前対策も相続手続も、行政書士一人で完結するものではありません。

行政書士として遺言作成のお手伝いをしたり、亡くなられた方の戸籍を収集したり遺産分割協議書を作成したり・・こういうことはできますが、皆さま、それだけで終わり、という方々ばかりではありません。


例えば。

人が生きる、ということは住まいも必ずあるはずです。

そこにたくさんの思い出も荷物もあるはずです。

それらをどうしますか?

お一人の方は、誰かに片付けてもらわなければいけないでしょう。

ご家族がいらっしゃっても、もうそこに誰も住まない、家を売ろうと思っている、という場合もあるでしょう。

もちろん、どなたかがその家を相続される、というケースもたくさんあるでしょう。


こんな時、その家のことは私は知りません、何もできません、では終わりたくないのです。

売りたいのであれば、頼りになる不動産業者を。

相続されるのであれば頼りになる司法書士を。

遺品整理をしたいのであれば、頼りになる遺品整理業者を。


相続税はかかりませんか?

生前であれば、頼りになる税理士をご紹介して相続税対策をして頂くこともできます。

お亡くなり後であれば、相続税の申告を依頼して頂くこともできます。


資産が多い方には、生前や二次対策として、保険商品のご活用や資産運用のご案内などもさせて頂けます。


これらはあくまで例ですが、大事なのは、専門家であれば、誰もがしっかりとした対応をしてくれるわけではないということです。

相続のことに詳しく、理念を共に持ち、お客様の利益のために動ける専門家、そういった頼りになる仲間と共に仕事をすることが、とても大事になってくるのです。

それが、相続診断士、という資格を共に持つ仲間なのです。


この「相続診断士」というのは民間の資格ですが、持っているだけではたいしたことはありません。

この資格を使って、「笑顔相続」を広めるために、一つの理念のもとしっかりと学んでいる団体があります。

そこの仲間と協業しているため、私も仲間を信頼することができ、お客様にも自信を持ってご紹介できるのです。


お客様が、ご自分で色々な専門家を探してすべての専門家の間を取り持つ、というのはとても大変なことです。

これらを私に任せてもらえませんか?

私がお客様と専門家の間に入り、調整をすることで、お客様のご負担を極力減らすことができます。


そういった体制を整えていきたい、と考えたのが今回のチーム作りです。

まずは、お客様のご相談内容を私にお聞かせください。

適切な専門家と連携を取りながら、お客様のお悩みに寄り添い解決を目指します。


まずはお気軽にお問い合わせください。





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私はまだ行政書士になってセミナーなどしたことがありません。

大人になって人前で喋る、という経験もほとんどありません。


それなのに、3週間ほど前、行政書士の先輩からお電話を頂き、

中学3年生に向けて、話をしてほしい」との依頼を頂きました。


「え?私?なんで?」というのが率直な感想。

もっと話の上手な方いっぱいいるのに、なぜ私に?


しかしその先生曰く

「話が上手な人はいくらでもいる。

それより、たどたどしくても一生懸命話す中川さんのような人の話は、きっと生徒さんの心に届くから」と。


今回は元々、中学校の先生から「成年年齢が18歳になったことについて、これまでと変わったこと、変わらないこと、注意すべきことなどを話してくれるような人いないですか?」というお尋ねが、別の方にあったそうです。

そこから先輩行政書士の先生にお話がいったけれど、ご自分より私が適任、と思い私に振ってくださった、という経緯でした。

そして、中学校の先生と私の間に入ってくださった数名の方が、お力を貸してくださる、

パワーポイントの作成までしてくださる、とのこと。


私は、まだパワーポイントも少ししか使えない状態。

それならば、最初に人前で話をするのに、こんな環境ってなんてありがたい・・と思いました。


私でいいのなら。

頑張ります、ということで、ありがたくお引受けさせて頂きました。


一度お会いしてみんなでお話して、方向性を確認し、その後はグループラインでやり取りをしながら、形にしていきました。

話のイメージから台本を作り、それに合うようにパワポを作って頂き、何度も何度もみんなで推敲を重ねました。


初めての講演、しかも5クラスを二つに分けて、50分を2回。

やり切れるか少し不安もありましたが、私は高校生と小学生の母親。

行政書士、街の法律家として話をするよりも、母親の気持ちで話をすればきっと伝わると信じ、話を組み立てました。


今回のテーマ

成年年齢が18歳に改正になって、変わること、変わらないこと


飲酒・喫煙・公営ギャンブルなどができる年齢は20歳のまま。

国民投票、選挙権、親の同意なしに契約を結ぶことができる・・これらは18歳に改正。


では、なぜ改正にならなかったものがあるのか。

改正になったもののうち、気を付ければならないことは何なのか、というところのお話を中心にしていきました。

特に「契約」についてしっかりと説明をしました。

そして、失敗したとしても一人で抱えないで、誰かに相談してほしい、ということも。


母親としては、そこが一番知ってもらいたいポイントだったかもしれません。

契約の怖さ、気を付けるべきポイントはもちろんです。

しかし、自分一人で解決しようと頑張らなくていい、誰かに頼ったらいい、ということ。


そのことを一生懸命お話しました。


生徒さん、15歳という多感な時期。

受験の真っただ中、不安もある中、色々な想いの子がいたと思います。

でも、みんなとても一生懸命聞いてくれました。

想像以上に、私の顔を見つめ、うなずきながら聞いてくれました。


初めての講演、もっと緊張するかと思ったけれど、生徒さんたちの雰囲気に助けられました。


そしてなんとか無事に終えることができました。


今回、まさか自分がこんな経験をできるとは想像もしていませんでした。

行政書士にならなかったら、きっとしなかったであろう経験。

とても感謝しています。


今後、この経験がどこかに活きていくように。

自分自身のセミナーをする時にも、今回私の中の改善点もしっかり考えつつ。


少しずつ前に進んでいきたいと思います。


貴重な経験をできた今日。

行政書士として、そして一人の母親として、

これから益々頑張っていきたいと思います。

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「行政書士になりました」と地域包括支援センターや社会福祉協議会の方にご挨拶すると、必ずと言っていいほど聞かれるのが


「後見ってできますか?」です。


「成年後見制度」


皆さまはこの言葉をご存じでしょうか。

精神上の障がいにより、判断能力が欠ける、あるいは不十分な方に援助者を選任し、本人に代わって財産を管理し、契約の締結等を代わって行ったり、あるいは本人が誤った判断に基づいてした行為を取り消す、など、本人を保護・支援する制度です。


成年後見人は、本人の自己決定を尊重し、かつ、その心身の状態及び生活の状況に配慮しなければならない、という義務があります。


心配だからお世話してあげよう、という簡単なものではなく、本人のためになることを本人に代わってやる、という重い責任が伴うため、行政書士会の中にも「一般社団法人コスモス」という成年後見のサポートセンターがあります。


成年後見制度は、「法定後見制度」と「任意後見制度」というものにも分かれます。


「法定後見制度」は、既に判断能力に欠ける、または不十分な方に、裁判所が後見人を指定する制度であり、


「任意後見制度」は、本人がお元気なうちに、あらかじめ誰か信頼できる方を「後見人」として指名して何をどのようにサポートしてもらうかも決めておき、公正証書に残しておく、というものです。


とは言っても。なかなか複雑ですよね。

私も最初はその違いにピンときませんでした。


しかし、この高齢化社会、認知症の方もお一人暮らしの方も増えています。

地域包括支援センターなどでは、そういった方々のサポートができる後見人を求めているのだと思います。

そこで、私もコスモスの研修を受け、後見について勉強をしました。

いつか、私を「後見人」として求めてくださる方がいた場合に対応できるように、との思いからです。


難しい仕組みについては、ひとまずおいておいて。

今回皆さまにまず覚えていただきたいのは、

もしも認知症になったその時に、自分の大事なことを託す相手を誰にしようか、お元気なうちに決めておくことができる制度がある、ということです。


ご自分のことは、ご自分で決めたいと思いませんか?

どなただと安心してご自分の財産や契約のことをお願いできますか?

ご家族ですか?それとも、信頼できる専門家ですか?


まずは、どんな制度かな?と今回興味をもって頂けましたら、一度当事務所までご連絡ください。


詳しいご説明とともに、皆さまの将来についてご一緒に考えることができれば、と思っています。







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