top of page

「行政書士になりました」と地域包括支援センターや社会福祉協議会の方にご挨拶すると、必ずと言っていいほど聞かれるのが


「後見ってできますか?」です。


「成年後見制度」


皆さまはこの言葉をご存じでしょうか。

精神上の障がいにより、判断能力が欠ける、あるいは不十分な方に援助者を選任し、本人に代わって財産を管理し、契約の締結等を代わって行ったり、あるいは本人が誤った判断に基づいてした行為を取り消す、など、本人を保護・支援する制度です。


成年後見人は、本人の自己決定を尊重し、かつ、その心身の状態及び生活の状況に配慮しなければならない、という義務があります。


心配だからお世話してあげよう、という簡単なものではなく、本人のためになることを本人に代わってやる、という重い責任が伴うため、行政書士会の中にも「一般社団法人コスモス」という成年後見のサポートセンターがあります。


成年後見制度は、「法定後見制度」と「任意後見制度」というものにも分かれます。


「法定後見制度」は、既に判断能力に欠ける、または不十分な方に、裁判所が後見人を指定する制度であり、


「任意後見制度」は、本人がお元気なうちに、あらかじめ誰か信頼できる方を「後見人」として指名して何をどのようにサポートしてもらうかも決めておき、公正証書に残しておく、というものです。


とは言っても。なかなか複雑ですよね。

私も最初はその違いにピンときませんでした。


しかし、この高齢化社会、認知症の方もお一人暮らしの方も増えています。

地域包括支援センターなどでは、そういった方々のサポートができる後見人を求めているのだと思います。

そこで、私もコスモスの研修を受け、後見について勉強をしました。

いつか、私を「後見人」として求めてくださる方がいた場合に対応できるように、との思いからです。


難しい仕組みについては、ひとまずおいておいて。

今回皆さまにまず覚えていただきたいのは、

もしも認知症になったその時に、自分の大事なことを託す相手を誰にしようか、お元気なうちに決めておくことができる制度がある、ということです。


ご自分のことは、ご自分で決めたいと思いませんか?

どなただと安心してご自分の財産や契約のことをお願いできますか?

ご家族ですか?それとも、信頼できる専門家ですか?


まずは、どんな制度かな?と今回興味をもって頂けましたら、一度当事務所までご連絡ください。


詳しいご説明とともに、皆さまの将来についてご一緒に考えることができれば、と思っています。







 
 
 

2023年1月1日。

改めまして、明けましておめでとうございます。

昨年は、皆さまからたくさんのお力添えを頂きまして、誠にありがとうございました。

今年も変わらぬご指導ご鞭撻のほど、お願い申し上げます。



今年の大津市は、雪も降らず暖かなお正月となりました。

皆さまは、いかがお過ごしでしょうか。

コロナ禍は続いているものの、少しずつお身内との集まりを再開されたり、

楽しく過ごされたりという方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。

また、お一人暮らしなどの方で、穏やかに暖かに新しい年を迎えておられる方も

いらっしゃるかもしれません。


お正月の過ごし方も、きっと人それぞれ。

毎年できるだけ実家に帰っていた私も、

今年は自宅で子どもたちと愛猫のレオと過ごしました。

紅白歌合戦を観て、なぜかジャニーズのカウントダウンも観て笑。

簡単なおせち料理も作りました。


実家の母とは、今日待ち合わせて一緒にお墓参りへ。

母と別れてこちらに戻ってからは、氏神様に初詣も。

みんなが実家に行かず母は寂しくないかな?と心配しましたが、

「こんなゆっくりできるお正月って!!」と喜んでいたので、結果オーライです。


何が良いか悪いか、思いこまずに、「どうしたい?」と聞いてみるのも

いいかもしれませんね。


さて、すずらん行政書士事務所。

2年目を迎える今年の抱負は、

「セミナーを実現させる(できれば複数回)」

「一本でもコラムを書いてみる」

「エンディングノート等終活についての知識の習得」

「チームで活動する」

を主にやっていきたいと思います。


上3つはチャレンジとなるので、どちらかというと「自分にできるのかな?」

と思ってしまう未知数なところです。

しかし、逃げていてはダメ、と思うからこそ、

敢えてここに書いてみました。


そして、もっとこのホームページを皆さんに知って頂く努力も必要ですね。

やらなければいけないことがたくさん。


そこに日常の業務があり、

家のこと、子ども達のことも。


全てにおいて、メリハリをつけて、

お客様にもご満足いただきながら、自分のことも進めていける。

今年はそこを意識しながらやっていきたいと思います。


まだまだ未熟なところの多い行政書士ですが、

ここ大津市で地域に根付いていけるよう頑張ります。

今年も、遺言・相続・離婚関係の相談なら、「すずらん行政書士事務所」

と思って頂けるよう、頑張ってまいります。


皆さま、「すずらん行政書士事務所」を

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。









 
 
 

大津市におの浜にある、カフェタイムさんにて、

今年の7月から月に一度、遺言・相続・離婚関係などの無料相談会を開催してきました。


普段士業とかかわりを持たないお客様などに、

気軽に相談を持ち掛けて頂ける行政書士になりたい・・


との思いから、カフェでの無料相談会を行ってきました。

まだまだ周知が徹底できておらず、これから更に頑張っていきたい、と思っていたところ、

カフェタイムさんが閉店することとなり、相談会も一旦終了することとなりました。


現段階では、カフェタイムさん、4月頃から新しいところにお店を構えられる予定。

上手く条件が整えば、無料相談会も開催させてもらえるかもしれません。


たった半年でしたが、実際にお越しくださったお客様も数組。

相談の中から学ぶことも、そして、相談会を開催する上での課題も。

色々な視点から、やってよかったの想いしかありません。


お客様、カフェタイムのマスター、そしてご協力いただいた皆様、

ありがとうございました。


また次開催できるときは、更にパワーアップできるように。

そして、自分自身のライフワークとできるように。

地域の皆さまに「あそこに行けば、色々と相談に乗ってもらえる」

根付いていけるように。


無料相談会はしばらくお休みさせていただきますが、

事務所やご訪問にて、随時初回無料相談は行っています。

みなさまのお気軽な「安心の窓口」となれますよう、精進してまいります。

今後とも「すずらん行政書士事務所」を宜しくお願い致します。


少し早いですが、今年は大変ありがとうございました。

来年も、宜しくお願い致します。






 
 
 
bottom of page